愛犬が7歳になったころ、初めて大きな病気「幽門異常」を発症しました。
受診から診察、治療方法に嘔吐時の対応をご紹介します。
断続的に嘔吐を繰り返すように
7歳と半年を迎えたころ、断続的に嘔吐を繰り返すことが増えました。
嘔吐後はいたって元気なため初めは楽観視していましたが、良くなる気配もないため、
いつもワクチン接種や定期健診でお世話になっている動物病院を受診しました。
動物病院に受診。 診察結果は「幽門異常」
血液検査の結果、CRP(炎症反応)が12.6とかなり高いため、入院して胃カメラで診てみることになりました。
検査の結果下された診断は「幽門異常」との事でした。
幽門異常とは、幽門部(胃の出口付近)が腫瘍や炎症などにより、食べたものがうまく腸に流れず胃にとどまり、嘔吐を引き起こしてしまう病気です。
治療方法
我が家では朝5時、昼11時、夕方5時、夜11時の4回に分けてご飯をあげました。
はじめは少量から様子を見て量を調整。
ドライフードをクラッシャーで砕いたり、ウェットフードを活用したりしました。
その後
その後、ステロイドも効いたようで、徐々に嘔吐の症状も落ち着き、元気を取り戻していきました。
一日4回のご飯は今後ずっと継続しています。
愛犬が嘔吐した時の判断
すぐに動物病院に行き指示を仰ぐことがベスト
しかし、現実には時間が深夜だったり、お留守番中だったりとすぐに行けないことも。
我が家の場合の嘔吐した際のアクションをご紹介します。
嘔吐前の状態を記録する
急に嘔吐することもありますが、大体は嘔吐前に何らかのサインがあることが多いです。
嘔吐した物の状態を記録する
吐いた物がどういった状態のものかを記録しましょう。
食べたフードが残っていたり、黄色い泡だったり、血が混ざっていたりしますので、写真を撮るのがベストだと思います。
嘔吐後の状態を観察して動物病院に受診するか判断する
吐いた直後は、水やフードを与えるのは控えましょう。
吐いたあと、何事もなかったように元気になるときもありますが、何度も吐いたり、元気がなかったりしたら、なるべく早く動物病院に受診しましょう。
先生! 嘔吐前に下を向いてぺちゃくちゃしていました!
食後すぐ吐いた画像がこちら、そのあと食間に吐いた黄色い泡みたいなものがこの画像です!
受診した際は、嘔吐前の状態、嘔吐した物の状態、嘔吐後の状態を獣医師に伝えてください。
画像や動画があると獣医師も判断しやすいと思います。
愛犬に何かあったら写真や動画を撮る習慣をつけておくと良いと思います。
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