愛犬のフード探し。食物アレルギーの症状と今後の付き合い方

フード・サプリ

愛犬ヒメの嘔吐、かゆみの原因を突き止める、または症状の出ないフード探しをしています。
食物アレルギーに絞って解説しています。
愛犬の皮膚画像も載せてありますので、参考にしてください!

動物病院の治療方針

嘔吐やかゆみの症状はアレルギーが原因ではないかとの主治医の見解。
そこで多額の費用が掛かるアレルギー検査は最終手段として取っておき、いろんなフードを試してみてアレルゲンの特定または、症状の出ないフードを開拓していきます。

アレルギーに関する情報は、必ず動物病院の先生に確認を取り、この記事のみを鵜呑みにしないようにしてください。

アレルギーの出やすい場所

ほとんど全身ですね。ウチの子は口の周り、足裏、耳の周り、尻尾に症状が出ていました。ワンちゃんによって症状が出る場所や出方が違ってきます。日頃よくワンちゃんとふれあい、いち早く症状に気づいてあげられるのが理想ですよね。

アレルギーの症状(愛犬の画像付)

皮膚症状

犬がかゆいときは、身体を壁や床に擦り付けたり、足で掻いたり、噛んだりします。かゆみが治まらず掻き続けてしまうと、皮膚が傷ついたり赤くなったりし、長期化すると皮膚が黒くなる場合もあります。

  • かゆみ
  • 発疹
  • 発赤
  • 脱毛
正常なお腹
アレルギー反応で黒く変色
口の周りの発赤から黒く変色
尻尾裏の脱毛&発赤

消化器症状

消化器症状には主に嘔吐や下痢、消化不良があげらます。またそれに伴い、体重減少がみられる場合も! 下痢までは行かなくても、軟便が続く場合や排便回数が増えたときも要注意です。

嘔吐や下痢は他の病気が原因の可能性も高いので、早めに動物病院へ受診しよう。
受診の際は吐しゃ物や便を写真に撮って獣医師に見せよう!

犬の主な食物アレルゲン

食物アレルギーのアレルゲンは主にタンパク質です。
発症する可能性がある食べ物は以下の通りです。

犬のアレルギーの原因となる主な食材(BMC Veterinary Research

我が家のフードの選び方

この時食べていたフードは、ユーカヌバのスモール シニアでした。主な原材料は、肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、小麦と続いており、最も含有率の高い鶏肉を変えるところから始めました。
主原材料が鶏肉以外で、評判と価格を考慮して候補を絞りました。

フード切り替えによる症状の変化は、皮膚が新しく生まれ変わるために、少なくとも1~2ヶ月程度かかります。

実際に与えたフードと経過

フードの切り替えは徐々に混ぜて切り替えていきましょう!
我が家では一週間かけて、約15%~20%ずつ変更していきました。

ユーカヌバ スモール シニア

主な原材料は、肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、小麦と続いており、このフードを与えているときにアレルギーの症状が出てきました。

このフードもすごく良く食べてくれていたので心苦しいですが、アレルゲンを突き止めるため、主原材料が鶏肉以外のフードを探すところから始めました。

ヒルズ サイエンス・ダイエット シニア ビーフ缶詰
(現在は廃版)

徐々にヒルズ サイエンス・ダイエット シニア ビーフ缶に変更したところ、少しずつ症状が改善!

しかしまだ完全に症状は無くなっていません。
まだ目の周りとお股周りを気にしています。

オリジン レジオナルレッド

主な原材料が牛肉やイノシシ肉、羊肉のこちらに変更したところ、約1か月後には身体のかゆみや、目の周りの症状も落ち着きました。

しばらくはこちらのフードをメインに与えていきます!

飼い主のまとめ(フードローテーション)

フード選びに気を使ったのが、主原材料はもちろん、ウチの子が食べてくれるかどうかです。
いくら身体に良いフードでも、食べてくれなければ意味がありませんよね。
幸い今回与えたフードはどれもウチの子にヒットしたようで、パクパクと食べてくれましたが、
これがグルメなワンちゃんだと大変ですよね。

そのためにはフードのローテーションが必要になってきます。

フードローテーションのメリット
  • 栄養バランスの維持: フードローテーションは、犬に異なる栄養源を提供し、栄養バランスを維持するのに役立ちます。異なる種類のフードを組み合わせることで、あらゆる必要栄養素を摂取できます。
  • 飽きずに食べる: 犬も食事に飽きることがあるため、異なる種類のフードを提供することで、犬が食事に飽きることなく、食欲を刺激することができます。
  • アレルギー対策: 特定のフードに対するアレルギーがある場合、フードローテーションを行うことで、アレルギーのリスクを分散することができます。
フードローテーションのデメリット
  • 胃腸の不調: 突然の食事の変更や頻繁なフードローテーションは、一部の犬にとって胃腸の不調を引き起こす可能性があります。犬の胃腸は敏感で、急激な変化に適応できないことがあります。
  • コストと調整の難しさ: 異なる種類のフードを購入することは、コストがかかる場合があります。また、栄養バランスを維持するために、計画的なフードローテーションが必要です。
  • 過度の栄養過多または不足: フードローテーションを適切に行わない場合、犬に対して特定の栄養素が過剰または不足する可能性があります。栄養バランスを考慮することが重要です。

フードローテーションを実施する際は、獣医と相談し、ワンちゃん個別のニーズに合わせたプランを立てることが重要です。また、食事の変更を段階的に行い、犬の健康と快適さを確保するために注意を払うことが重要です。

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